2011年7月6日水曜日

私の名詞 Armchair Traveller の巻 5 Cruise の旅

戦後間もない昭和23年岡晴夫の歌う「憧れのハワイ航路」がヒットし、人々にハワイへの夢、そして、航海旅行の夢をかきたてました。私は小学校6年生でした。
今やハワイは、飛行機で気軽に行けるところとなり、世界の海を巡るクルーズの旅の広告が新聞紙面にも沢山載っています。
そういう時代を反映して、BS 放送にも、豪華客船によるクルーズの旅番組がいくつも登場しました。そういうクルーズを楽しむ人も増えているようですが、年金生活者には、閑はあっても、金がないので、なかなか出かけるわけには行きません。そこで、cruise の旅も armchair で出かけることにします。
BS 放送で、いち早くクルーズの旅を手がけたのは、TBS でした。2004年4月に、日本クルーズ客船の「ぱしふぃっくびいなす」号の北欧クルーズを「北欧スローライフクルーズ」と題して、全8話を放送しました。Narration だけで進行し、変な?タレントの出演者はいませんので、ゆっくり armchair cruising が楽しめました。中でも、Norway の フィヨルドをゆったりと進む Pacific Venus からの眺めは息を呑むような美しさです。HD 映像を 40 inch 以上の大画面でみると、臨場感があって、その場を実際 cruise している感じです。(と思える人は幸せです)
このシリーズの他の寄港地は、下記サイトで。
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDR0402800
そういえば、北海からバルト海へ抜けるキール運河の cruise も圧巻でした。番組サイトでは、次のように解説しています。
キール運河の航行は、のどかな田園風景を眺めながら。沿道には、船を見送る人々が集まります。運河を抜けるとバルト海へ。バルト海から向かうはヘルシンキ。

TBS は、引き続き、下記のような、Pacific Venus の cruise を放送しました。
悠久のアジアクルーズ 愛しき人々
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0602900
南太平洋楽園クルーズ
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0500700
南北アメリカ縦断クルーズ
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0703800
シネマクルーズ
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0500300
最後のシネマクルーズは、ちょっと趣が変わっていて、名画(映画の)の舞台となった港町を寄港するクルーズです。
『旅情』の ヴェネチア、『ローマの休日』のローマ、 『カサブランカ』のカサブランカ、『めぐり逢い』のニューヨークなどです。映画の場面を思い出しながらの cruise です。
これらは、初回放送後、再三再放送されています。そのうち、またあるでしょうから、気をつけているといいでしょう。
現在進行中の cruise 番組も2,3あります。その中で、今年の4月から始まった、やはり、TBS の『極上のクルーズ紀行』は、毎週水曜日の放送で、7月6日が、第15回です。第14回と第15回は、海洋 cruise ではなく、フランスのブルゴーニュ運河をゆったりのんびり cruise するものです。
番組紹介は、次のように述べています。
日常の喧噪を離れた優雅な時を過ごす旅、クルーズ。世界の文明は川のほとりに生まれ、そして海によって広がって行った。生命は水に育まれ、そして人間はその悠久の流れに身をまかせてきたのだ。ゆったり流れる時間を味わえるクルーズ。「極上」をキーワードに、こだわりの大人の旅を魅せる。歴史の深さや、文化の豊かさに迫る旅。そして、優雅にゆったりと流れる時間。専門誌「AZUR」と連携し寄港地の極上な歴史や文化・芸術・工芸品・料理など、極上な時間を過ごす客船で楽しむ旅の醍醐味を余すことなく紹介していく。
http://w3.bs-tbs.co.jp/cruise/index.html
どうです、皆さんも armchair cruise を楽しみませんか。暑い夏には、涼しい旅がいいですよ。

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