前回は、民放BS の三つの「鉄道の旅」を紹介しました。そのいずれも、narration によって進行する番組でそた。その時は、書き忘れ増したが、特に列車の進行中にバックに流れる音楽の選択がいいですね。
案外気がつかれていませんが、番組制作にかかる費用に出演料がかなりの比重を占めています。俳優やタレントを使うとランクによっても金がかかります。現地で写す普通の人には、出演料を払う必要はないので、安上がりです。少しは謝礼を出しているのかな。
NHK は、お金があるのか、俳優の関口知宏を起用した「鉄道の旅」シリーズを制作しています。国内国外あわせて次の10本があります。
http://www.nhk-ep.com/shop/special/seki/
1. JR1200km 最長片道切符 (全42回 12000km)
2. JR2000km 乗りつくしの旅 春編(全36回 9000km)
3. JR2000km 乗りつくしの旅 秋編(全34回 6000km)
4. ヨーロッパ鉄道の旅 ドイツ編(2500km)
5. ヨーロッパ鉄道の旅 イギリス編(1800km)
6. ヨーロッパ鉄道の旅 スペイン編(3400km)
7. ヨーロッパ鉄道の旅 ギリシャ・トルコ編(2700km)
8. ヨーロッパ鉄道の旅 スイス編 (660km)
9. 中国鉄道大紀行 春の旅 (全50回 17000km)
10. 中国鉄道大紀行 秋の旅(全50回 19000km)
これらは、全部 DVD で出ています。一枚3250円です。また、on demand で見ることもできます。録画は出来ないです。
https://www.nhk-ondemand.jp/program/P200800002500000/index.html#/0/0/
ご存知のように、関口君は、いろいろな楽器が弾けるし、絵が掛けるので、行く先々で楽器を弾いたり絵日記を描いています。その絵日記集も発売されています。上記サイトに紹介されています。
TV で見る現代中国の映像は、北京とか上海などの近代的は姿がおおいですが、上記の「中国鉄道大紀行では、鉄道の行き着く果ての僻地まで旅をして、普通見ることのない「田舎」の素朴な、ひとのよいい人々の様子が、好ましかったですね。貴重な旅でした。
これらの番組でする armchair travel は、いわばかっての「旅日記」や「紀行文」を読んでする armchair travel のようなもので、彼を旅の道連れにするのというより、見る側が、彼の旅の道連れになっているようなものです。
人によって好みはあるでしょうが、「旅する人」の道連れになる番組より、「旅する人」がいない、後の紹介するような、いても姿を現さない番組の方が、自分で旅をしている気がします。皆さんはどうですか。
このほかにも、鉄道の旅の番組はありますが、自分で探して、好きなものを見るとよいでしょう。
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