2012年6月19日火曜日

My Kindle Life 「青空文庫」を読む。

この前は、Send to Kindle の手続きを紹介しました。これを使うと、Web 上の HTML ファイルを one click で、one moment で、Kindle に送ることができます。

ネットに、著作権の切れた、日本文学の名作を集めた「青空文庫」があります。今までは、あれを、PC のモニターで読むのは、面倒でした。また、本というものは、手のひらにおいて、ページを上から見る状態でないと、読みずらいものです。学校時代に、教室で当てられて教科書を読む時以外、人は、本をタテにしては読みません。ご飯を食べるときに新聞を立てて読む人はいますが。


青空文庫のサイトに行くと、公開中の作品の索引が作品別と作家別の出てきます。
作家別で、夏目漱石をクリックします。

漱石の名前が出ています。それをクリックすると、

この中で、『草枕』を選んでみます。
ちょっと文字が小さいですが、右下に「いますぐ<HTML>で読む」というメニュがあります。そこをくりっくすると、
テキストが現れます。ここで、以前に紹介したように、Chrome の右上にある Send to Kindle のアイコンをクリックすると、"This document is successfully sent to your Kindle" という message がでます。
Kindle を立ち上げてみると、
ちゃんと一番上に『草枕』が出ています。それをボタンで押すと、

ちゃんと日本語で読むことができます。
ついでながら、上の画面の Kindle のリストにある、『枕の草子』『徒然草』『奥の細道』『方丈記』は、青空文庫にはなく、web 上にある原文の HTML ファイルを同じように Kindle に送ったものです。『古寺巡礼』は、青空文庫にあったものです。
  このように、Amazon.com から買った Kindle で、日本文学の名作を日本語で読むことができるのです。
  日本で発売されるのを待つことなく、今のうちにさっさと買ったらどうですか。
 上のリストでは、次のページにありますが、『むっつり右門捕り物帖』を第11手柄まで読んだところですが、こういうものは、読んだら remove from device というメニュでさっさと捨ててしまうことができます。ことは、どの book でも、こうして捨てれます。
  アメリカのある調査では、Kindle 読者の方が、紙の本しか読まない人より、読書量が多いし、また、たくさん book を買うそうです。いつまで紙の本を読んでいるつもりですかねぇ。まあ、ご自由に。

2012年6月16日土曜日

My Kindle Life 「Send to Kindle 続き。」

久しぶりになります。先回、Send to Kindle を使って、Kindle Store 以外の文書や本でも Kindle で読むことのできる方法を紹介しました。その時、ある手続きが必要だけれど、それについては後日ということになっていました。「後日」になりましたので、今日は、その手続きを図解で紹介します。
 何度も書いているように、この一連の Kindle のブログは、まだ、Kindle を持っていない人に、なるほど、Kindle ではそんなことができるのか、と「感心」してもらって、日本で発売されたらぜひ買おうという気にさせるか、それとも、早速今アメリカから取り寄せようという気にさせようと、いう意図で書いているものです。引っかからないように用心しながら読んでくださいよ。
 この手続きをするのには、Amazon.com の account を持っていることが必要です。Amazon.co.jp の account ではできません。
 Amazon.co.jp でも同じですが、account を持っていると、「あなたのアカウント」(だったかな)とかYour Account というボタンが、サイトの右上にあります。そこで、My Account のページへ行くと、Kindle を登録してあるので、
左の下の方に、Manage Your Kindle というボタンがあります。そこを click すると

  今度は左の方に、上のmenu が出ています。下からふたつ目の Personal Document Settings を click します。

上からふたつ目に Send to Kindle E-mail Settings があります。


ここに、Kindle から指定された mail address を入れます。
次に三つ目に、Approved Personal Document E-mail List という項目があります。
ここに、私のふたつの e-mail address に加えて、Send to Kindle から指定された Kindle@Klip.me
という e-mail account を記入します。
 
  これで、万事OK です。これだけのことをしておくだけで、後は、いくつでも、Chrome から、Personal Document を Kindle に send することができます。
 
  先般は、ブログ記事などを send する方法を紹介しました。次回は、その他の、どのような Personal Document を send できるか紹介します。
 とにかく、これは便利ですよ。どんどん何でも send できてしまいますから。どうですか、早く Kindle  を手に入れたくなるでしょう。まあ、それも、次回を読んでからでも遅くないです。
 


2012年6月8日金曜日

My Kindle Life 本だけにあらず。

Kindle は、e-book reader、日本語では、電子書籍リーダーと言っています。Kindle 以外にも、電子書籍リーダーはあります。他の電子書籍リーダーは、どうか知りませんが、Kindle のすばらしいところは、Kindle Store で買える (無料のものも含めて)Kindle format の「電子書籍」だけでなく、PDF、HTML, DOC fommat などの file も、Kindle で読むことができることです。これらをどうやって Kindle で読むかについては、別の機会にゆずり、今日は、それよりなにより、もっと便利な Kindle 利用法について紹介します。
それは、Web 上のページをクリックひとつで、Kindle に登録する方法です。これは、感激ものです。
そのためには、Google Chrome を browser として設定しておく必要があります。Google と Amazon は、なんだか相性がいいというか、仲がよいみたいですね。
先ずは、Chrome Web Store へ行きます。Web Store へ行ったら、検索窓に Kindle と type します。
ちょっと画面が小さくて見にくいですが、一番上に、Send to Kindle という application が出ています。
私の場合は、すでに install してあるので、
となっていますが、まだ install してない場合は、
となってますので、これをクリックします。そうすると、
これは、私の場合ですが、Chrome に K という文字で、Send to Kindle が追加されます。
これだけのことです。試しに、tofugu という blog の記事を Kindle に送るとします。


これが、そのページです。テキストの部分は、この下に続いていて、ここでは見えません。このページを開いたままで、Send to Kindle の icon を、左クリックします。そうすると、すぐに、This page is successfully sent to Kindle (ことば使いがちょっと違っているかもしれません。)というメッセージがでます。
そうそううっかり忘れていましたが、送る前に Kindle の WiFi を on にしておかなければなりません。
そこで、早速 Kindle を開くと、

見にくいですが、ちゃんと一番上に、出ています。それを tap すると、第一ページが開きます。

このページを見て何か気がつきませんか。先の Web ページにあった画像がないですね。そうです。この Send to Kindle では、余分な画像は省かれて(ページあった CM なども)、テキスト部分とテキスト理解に必要な画像だけが送られます。下のページに見える、漢字は画像ですが、こういうものは、省かれません。



更に、感心することがあります。下の画像をみてください。

これは、最後のページですが、ページの最後に、この文書の URL が載っています。その部分を拡大します。
ここへ、カーソルを持って言って、ボタンを押すと(Kindle Touch なら、tap します)と、WiFi に接続している状態ならば、

B/W ですが、元の Web page が開きます。すごいでしょう。
例として、たまたま英語のページを出しましたが、
このように、日本語のページも Kindle に送って読むことができます。これは、Wiki のぺーじですが、Wiki には、link が沢山あります。それらの URL も、Kindle に upload して読めるます。まったく便利というか、感激しますよ。
日本で発売されるまで待ってもいいですが、今から Amazon.com で買っても後悔しませんよ。
忘れていたわけではありませんが、send to Kindle を設定するには、ある手続きをする必要があります。それは、また、PDF file を Kindle に送る手続きと同じような手続きですので、次回にでも紹介します。

2012年6月2日土曜日

My Kindle Life: 緑陰の読書、Tax free.

My Kindle Life の続きです。これは、今年中に予定されている Kindle 日本版が発売された時、買おうと思った人の参考になれば、と書いているものです。
Kindle というと、tablet の一種と思いがちです。Tablet とか、smartphone の画面は、バックライトになっているので、暗いところでも見ることができます。
Kindle の「画質」は、紙に似せてあるので、バックライトはないです。ということは、Kindle を読むには、明かりが要ります。蛍の光では、ちょっと暗くて読めません。
もっとも、ちょっと高いですが、ケースをつけると、画面を照らすようになるそうですが、私は持っていないので、その仕組みはわかりません。
こういうと不便のようですが、要するに紙の本と同じことで、紙の本は暗いところで読めない、と文句を言う人はいないでしょう。ならば、Kindle に文句を言う筋合いはありませんね。
むしろ、バックライトがない方がいいことがあります。バックライトがあると、外へ出たとき、太陽光が明るすぎるところでは、画面が暗くなって見えない、ということは、経験で知っているでしょう。
Kindle の場合は、そういうことがないので、「緑陰の読書」にはもってこいです。

緑陰とか、寝るときに本を読むとき、何冊かの本を抱え込む人はいませんか。ブロンディというアメリカの漫画が日本でも人気があったことがありました。私の覚えでは、ブロンディが数冊の本をベッドに持ちこむ場面がしばしばあったような気がします。
そうでなくても、本というものは、何冊か並行して読むと、ことは自分に興味のある本を呼んでいるわけで、どこかで共通点があって、互いに印象が深くなるものです。
その時、どこまで読んだか、しおりなどこまめに挟んでおかないと、わからなくなります。
そこへ、行くと Kindle は、途中でやめると、次に開いたとき、そのページが開きます。一冊や二冊はともかく、数冊平行して読んでいたり、一週間以上間があいた時などは、とても便利です。

日本語の本しか買わない人には、関係ありませんが、Amazon.co.jp で英語の本を買っている人は、Kindle で Amazon.com から「洋書」を買うと、これは、外国での買い物ですから、日本の消費税はかかりません。また、Amazon.com にとっては、外国の customer で、現地で shopping していないので、sales tax がかかりません。買うのは、中身だけで、hardware はなく、電波で、wireless で飛んできますから、税関は通りません。だから、tax free で「本」が買えます。以前に、紙の本を買っていたときに tax はどうなっていたか、気が回りませんでしたが、郵送費がかかるので、tax より高くついてしまいます。
Amazon.co.jp で「洋書」を円建てで買うときは tax は、どうなっているでしょうか。知っている人、教えてください。
何はともあれ、Kindle で tax free で「本」が買える、というのは、今後消費税が10%になったときには、嬉しくなりますよ。

2012年5月23日水曜日

My Kindle Life. いつでもどこでも、何冊でも。

前々回から、「私の Kindle Life」を始めましたが、broken Kindle 返送に際して、ちょっと trouble があって、それを「Kindle 始末記」として書いたので、一旦中断しました。再開です。
改めて、お断りですが、これから数回のエントリーは、今年中に日本で発売が予定されている Kindle 日本版を、買おうと思う人に、Kindle Life は、こういうもんですよ、と私の経験を share することを目的としています。
   だから、Kindle なんて興味ない。Amazon なんて南米の河なんて知らない、いわんや「電子書籍」など、さらさら興味ない、という方は、読まないほうがいいでしょう。
と、お断りした上で、始めます。どこから始めたらいいのかな。
   先ずは、サイズですが、一応先回画像をだしてありますが、男性の場合は、ジャケットの内ポケット(breast pocket) に丁度すっぽり入ります。夏場、クールビズとか言って、ジャケットを着ない場合は、ズボンのお尻のポケット(hip pocket) に丁度すっぽり入ります。ただ、入れたまま、腰掛けたり、車の運転をして、Kindle が予想していない圧力をかけると、スクリーンが故障刷る原因になるかもしれません。実は白状すると、私の Kindle の故障の原因は、それだったかな、と後悔しています。
   女性のジーンズやスラックスにも、お尻のポケットはありますが、ちょっと浅めですから、落ちこぼれる心配があります。
  女性の場合は、外出の場合は、手ぶらということはなく、purse (ハンドバッグのことです)を持っていますから、そこに入れておくのがベストでしょう。
  そうやって、breast & hip pocket に、または、purse に収まる、小さな Kindle のなかに、確か 1,500冊相当の「本」が、すっぽり収まります。
  もっとも、常時そんなに沢山収めておく必要はないし、仮に、1500冊以上になった場合は、Archive にして、Amazon.com に cloud で預かったおくことができます。いつも読む本は、10冊か、多くても20冊くらいでしょうから、それ以外は、読み終わったらさっさと Archive にして、「本棚」は、整理しておいた方がいいでしょう。Archive にした本は、Kindle の Archive という folder にまとめて入っていて、タップひとつで、いつでも即座に取り出すことができます。
    私は、昔から、本は、数冊を平行して読む癖がありました。しかし、外出するときは、何冊も持って出るわけには行かないので、せいぜい一冊か二冊になります。
Kindle なら、何冊でも、持って出かけられます。
   本を同時進行で、何冊も読むことの「知的」メリットについては、いずれまた、改めて書きます。
   My Kindle Life を始めて、嬉しかったことのひとつは、この同時進行読書が、いつでもどこでもできるようになったことでした。
   別に外出しなくても、寝る前にベッドで読むときも、Kindle ひとつで、何種類も読むことができます。
とにかく Kindle に入れたあれば、あの本どこにあったかな、と探す手間が要りません。

  それから、こういうことを発見しました。日本で、iPad が発売されたとき、「電子書籍」が、実際に本を読むときのように、両方のページを見開きで見れる、というのが、ひとつの「売り」でした。一方 Kindle は、片方のページだけしか見ることができません。
「紙の本」だけに、生まれてからこの方、慣れ親しんできていると、「片方のページ」だけしか、「開け」ないというのは、違和感があります。正直私にもありました。実際に Kindle Life を始めるまでは。
しかし、いざ Kindle で読み始めたら、そんな違和感は、まったくありませんでした。というか、何もかんじませんでした。
考えて見れが、両方のページを開いていても、両方同時に読むわけではありません。あれは、開いているのが、見えるだけです。だから、「見」「開」き。読むページだけ、「開いて」いる方が、集中できる、というか、その方が、極めて自然の感じです。
まだまだ、いろいろありますが、とりあえず、今日はこのあたりで。
ご質問のある方は、ご遠慮なくどうぞ。

2012年5月20日日曜日

Kindle 始末記

Amazon.com の、Kindle についてのすばらしいサービスに感激して、このブログ再開しました。
そして、故障した Kindle の replacement (新品の交換品)が届いて、わすか、6日間の中断で、My Kindle Life が再開できたのをきっかけにして、My Kindle Life について、少し書き続けるつもりで始めました。
Amazon.com のすばらしいサービスについては、交換品が届いて、故障した Kindle を送り返したところまで、ご報告しました。それで、万事終わり、と思いました。
ところが、そうとはならなかったのです。そのあたり、日本のグローバライゼーションに問題があるな、と感じたので、そのことを、皆さんにもいつか参考になるかも、と思って報告します。
Kindle 交換品は、佐川急便が届けてくれました。そこで、送り返すのも、佐川急便がいいだろう、と思って、佐川急便の一宮支店に電話したら、早速ドライバーに取りに行かせます、ということでした。
Amazon.com の指示通りに、送ってきた箱に、故障品を入れ、先日紹介した return address、その他の情報を印刷したラベルを貼り付けました。そこには、支払いは受取人がする、ともちゃんと書いてあります。そのAmazon の住所、電話番号も印刷され、送り手の私の住所、電話番号も印刷されています。
水曜日の夕方、佐川急便のドライバーが取りにきました。若い男の子でした。
ラベルが全部英語で書いてあるので、何のことか分からないので、私の説明を聞いて、会社の方へ電話をしてました。何か指示を受けて、送り状とか何とかは会社しかないので、今日は、この荷物を受け取って明日、書類を持ってくる、と言って帰りました。
翌日午前中に、別の、今度は年配のドライバーが、佐川急便の送り状と税関用の書類を持ってきました。記入するのに時間がかかるだろうから、また、夕方取りにきます、と言って書類を置いていきました。
税関用は、全部英語で書くようになっています。そう面倒なものではなかったですが、英語が書けないと、記入できないものです。
約束通り、夕方取りに来ました。これで、万事終わり。Service complete!と、happy になりました。夜早速、Amazon customer service へ、local carrier に、broken Kindle を渡した、とメールしたら、すぐ喜んで,よく知らせてくれた、という趣旨のメールが来ました。
そうしたらですね、金曜日の午後 DHL から電話がかかって来ました。DHL は、アメリカの三大国際宅急便のひとつです。この後の話と関係がありますから、ここで、その三大国際宅急便を紹介しておきます。
UPS (United Postal Service), Federal Express, と DHL (DHL は、創業者三人の苗字の頭文字を並べたもの、現在は、ドイツポストの傘下)の三つです。全部民営です。




http://en.wikipedia.org/wiki/United_Parcel_Service
http://en.wikipedia.org/wiki/FedEx_Express
http://en.wikipedia.org/wiki/DHL_Express
で、DHL の多分名古屋支社から、電話がかかってきて、私が、佐川急便に依頼した荷物が、こちらの来ているけど、これは、UPS と指定してあるので、「ウチ」では、引き受けれない、というのです。
Return Label には、UPS と指定してあることは知ってました。
私は、佐川急便は UPS から受け取ったものを私のところへ届けたわけで、当然、UPS へ持っていったものと、思っていました。思い出せば、最初の若いドライバーが、会社の電話している時に、DHL とか何とか言っていたのを耳にはさんだので、DHLを通して UPS へまわすのかな、と思っていました。
そうしたら、DHL の担当者は、「ウチ」では、引き受けれない、といのです。何か、私の責任のような口ぶりです。
そんなこと言われても、私のかかわりないことで、佐川急便が「お宅」へ持って行ったので、佐川急便と話をつけてください、と返事をしました。
電話を切ってから、これは、佐川では対応できないのかな、と心配になったので、とりあえず、ネットでUPS を調べたら、PACMAIL という会社が、全国主要都市で、UPS のparcel と取り扱いをしていることが分かりました。このあたりは、名古屋の栄にありました。そこへ電話をして、事情を話したら、若い女性が出て、万事こころえている感じで、こちらへ持って来ていただければ、UPS でアメリカに配送します、ということでした。翌日は土曜日ですが、午後三時まで営業するというので、こんなことなら、自分で持っていったほうは早いわ、と思いました。
そこで、さっそく佐川急便に電話したら、すでに DHL の方から電話があった、ということでした。おかしなことに電話を受けた女性は、UPSについて何にも知らないのです。UPSで、日本に送られてきたのを佐川急便が受け取って、私のところまで、届けたわけだから、佐川急便とUPS とは、提携関係はあるはずなのに、国外のことには、とんと無知な社員が多いようです。
そこで、私が、こういうわけで、自分で UPS へ持って行くから、私のところまで戻してくれと言ったら、それでは、ご迷惑だから、こちらから、UPS 窓口の PAKMAIL へ届けるから、どこにあるか教えてくれ、というので、住所、電話番号を教えたのですが、国際便も扱う、宅急便の会社が、そういうことについて何にも知らなくて、顧客に教えてもらうなんて、何かおかしいな、と感じた次第です。
ことは、午後、佐川急便の、多分前日に書類を持っていったドライバーから電話があって、ご迷惑をかけましたが、こちらからUPSの届けますから、ということで一件落着しました。
 それにしても、ヨーロッパやアメリカの経験では、都市での経験では、どこで買い物をしても、これ日本に送ってくれ、というと、当たり前の顔をして、処理してくれます。ホテルから、日本へ宅急便をおくろうとすると、前記どれかの送り状が用意してあって、時には専用ボックスがあって、国内と同じように送れます。
 これだけ、国際化が喧騒され、Amazon.com などは、当たり前のように日本のカスタマーにもサービスをしてくれるのに、日本から外国へ送ろうとすると、宅急便の会社すらもたもたする、というのはどういうものか、と思ったわけです。
 これが、私がたまたま遭遇した件でけで、普通はうまく行っていればいいですが。皆さんの経験はどうですか。

2012年5月15日火曜日

私の Kindle Life の始まり。

 私の壊れた Kindle の交換品 replacement が、到着し、一週間足らずで、My Kindle Life が復活しました。今日から、数回にわたって、このブログで、私が Kindle で、どのような 読書生活を送っているか、紹介します。
なぜ、紹介するか、と言うと、この Kindle 今年の末までには、日本での発売が予定されています。その時に、Kindle とは、どういうものか、どのように便利か、customer service は、どうか、皆さんの参考になれば、と思ってです。
Kindle と言っても、なじみがない、というか、何のことか分からない人もいるとおもいますので、そのあたりの説明から始めます。
皆さんは、「電子書籍」ということばは聞いたことがあるでしょう。「電子書籍」の形式には、色々あって、パソコンやタブレット、smartphone でも読めるのもあります。しかし、特定の出版社が出しているものは、その出版社が出している「電子書籍リーダー」でないと、読めないものも多くあります。
Kindle は、アマゾンが出版している「電子書籍」の専用リーダーです。
アマゾンの名は、今では、日本でも知らない人は少ないでしょう。ネットで本を買う人の、まず9割近くかそれ以上は、アマゾンで買っているようです。詳しいデータは、わかりませんが。楽天ブックや、紀伊国屋、丸善・ジュンク堂もありますが、品揃えから言ってアマゾンが圧倒的です。日本で出版されたものだけでなく、アメリカなど他国の「洋書」でも、送料なしで買えるので、利用する人は多いですね。
私は、Amazaon.co jp が「開店」する前から、Amazon.com で「洋書」を買っていましたが、送料がかかるし、手に入るまでに日数がかかりました。
そのAmazon が、e-book を出掛け始め、専用 reader として、Kindle を発売したのです。確か、2007年でした。
その時点で、Amazon.com のサイトへ行くと、すぐと top に Kindle の写真が出ていて、盛んに宣伝していました。アメリカだけでなく、フランス、ドイツ、イギリスでも発売していました。日本では発売してなかったので、Amazon.co.jp でしか shopping しない人の眼にはとまりませんでした。
余談ですが、「洋書」をAmazon.co,jp で買うようになっても、私がしょっちゅう Amazon.com に行っていたのは、「ひかりTV]でプレミアム契約をして視聴している「クラシカ・ジャパン」などで、録画するオペラ・バレーの番組のほとんどは、DVD/BD で市販されているので、その Label を手に入れるためでした。アメリカの Amazon にないときは、他のヨーロッパの国のAmazon へも行っていました。どこの Amazon へ行っても、Kindle が目に付くのでした。悔しかったですね。
このKindle 最初のものから、第二、第三世代と、だんだん改良されていったのですが、2011年、9月28日に、第四世代のKindle 4 が発売されたのを機会に、日本でも買えるよ、と Amazon.com に「お知らせ」がありました。おかしなことに、Amazon.co.jp には、そういう「お知らせ」はなかったですね。
これが Kindle 4 です。

前の世代より、薄くなり、軽くなっていました。
その「お知らせ」は、9月28日より前で、その時点で、予約を受け付ける、となっていました。早速予約しました。9月28日過ぎしか着かないか、と思っていたら、それ以前にメールで連絡があり、予定より早く出荷できるようになった、10月2日に着く予定ということで、その通りに、届きました。
そこから、私の Kindle Life が始まったわけです。
値段は、送料込みで、$128.00 ですが、円高のお陰で、日本円にしたら、10,000円以下でした。
Kindle 4 は、普通には、ただ Kindle と呼ばれて、操作は、下の方に見えるボタン押します。ページ送りは、両側にあるボタンというか、そんなようなものを押して行います。慣れないと、ちょっと不便です。特に smartphone で、touch 操作に慣れている人には。
そうしたら、少し遅れて Kindle touch という version が出ました。そして、それも日本から、買えるようになっています。
日本で発売されるのは、多分 Kindle touch のみだ、と思います。
まあ、それは、出たときの話としましょう。
次回から、具体的な操作方法や、e-book の買い方などを、紹介します。

2012年5月14日月曜日

Amazon Kindle 配送状況。

Amazon.com の Kindle customer service のその後です。
発送状況を伝えるメールの中に"Track your package”というボタンがあります。
ボツボツどこに来ているかな、とボタンをクリックしたら、次の message がでました。
もう、名古屋(中部空港)について、local carrier に渡っています。今日の夕方か、明日には着くようです。
Speedy service に感銘します。


Track your package    

Date Time Location Event Details
May 14, 2012 11:19:00 AM Nagoya Cbd JP Transfer to local carrier for final delivery.
May 14, 2012 06:25:53 AM Nagoya Cbd JP Arrival Scan
May 13, 2012 09:42:07 PM Nagoya Cbd JP Departure Scan
May 13, 2012 09:17:04 PM Nagoya Cbd JP Arrival Scan
May 13, 2012 10:35:50 AM Nagoya Cbd JP Completed customs clearance process
May 13, 2012 09:54:08 AM Nagoya Cbd JP Arrival Scan
May 13, 2012 03:14:00 AM HONG KONG HK Departure Scan
May 13, 2012 03:06:24 AM HONG KONG HK Arrival Scan
May 12, 2012 06:28:00 PM HONG KONG HK Completed customs clearance process
May 12, 2012 04:57:30 PM HONG KONG HK Arrival Scan
May 11, 2012 05:59:38 AM Cincinnati Hub OH US Departure Scan
May 11, 2012 01:14:50 AM Cincinnati Hub OH US Arrival Scan
May 10, 2012 10:18:00 PM Louisville KY US Departure Scan
May 10, 2012 10:17:55 PM Louisville KY US Arrival Scan
May 10, 2012 04:51:00 PM Louisville KY US Shipment received by carrier

そしてですね。送り返すための Return Label ですが、メールに載っているURL をクリックしたら、下の図が出てきました。小さくてよく見えませんが、左の上にちゃんと私の名前や住所まで書き入れてあります。感激ですね。早速 print out しました。
後は到着を待つばかりです。
到着して、私の Kindle life を再開したら、それがどのようなものかを紹介したいと思っています。





2012年5月10日木曜日

感激!Amazon の excellent customer service.

 このブログもしばらく開店休業でしたが、ぼつぼつ再開することにしました。
今日は、特に感激したことがあったので、その話です。
私は、Amazon の Kindle が日本でも買えると、Amazon.com で知ったときに、すぐ予約して、多分日本で一番早く手に入れました。アメリカから届いたのは、昨年の10月5日でした。そのすぐ後に、Steve Jobs の伝記を、これも多分日本で一番最初に Kindle 版を手に入れて、一気に読了しました。日本で、第二部の翻訳が出る前でした。それから7ヶ月、今では、100冊、と言っても、その中には、Shakespeare 全集とか、世界の名作200冊というシリーズものがあるので、300タイトル以上の本が、Kindle の中に詰まっています。今日お話したいのは、そういうことではなくて、Amazon の excellent customer service についてです。感激したので、どうしても、皆さんにもお知らせしたくなりました。こういう話です。
 その Kindle の monitor screen がおかしくなって、テキストの上半分しか見えず、下半分が模様に隠れてしまう状態になってしまいました。下の画像のようです。故障の状況をことばで伝えるのは、難しいので、写真にとったのです。


Amazon.com へ行って、Kindle support から、Contact us のサイトへ行ったら、E-mail か、電話か、chat のいずれかを選んで、問題を報告せよ、なっていました。電話では大変だ、と思って、とりあえず、メールを送りました。そのメールでは、画像を添付することはできませんでした。そうしたら、ものの一分も経たないうちにメールで返事がきました。それで、そのメールへの返信で、画像を添付して、こういう状態だ、と伝えました。
 また、すぐ返事が来て、そうしたら、そういう症状では、話をしなくては分からないので、電話をせよ、というのです。そして、日本の場合は、Amazon の Contact us の menu で、phone を選べば、Amazon の方から call back するから、というのです。どうするのかな、半信半疑で、contact us のページで、phone をえらんだら、自分の phone number を記入する form が現れ、その下に、call me now ボタンがありました。それをクリックしたら、その途端に、机の上の電話が鳴りました。びっくりですね。
 メールをくれた相手でなく受付の女性が出て、改めて用件を訊くので、メールに書いたのと同じことを伝えたら、私のメールアドレスを確認して、担当者から call back するので、一旦電話を切れ、という話、そして待つこと、5分もしないうちに、また、電話が鳴りました。
 今度は男性で、どうやらメールの相手らしく、落としたりしなかったか、と2,3質問した後で、それでは、replacement を送るから、your broken Kindle をこちらに送り返せ、というのです。その際、こちらから送った replacement がついたら、返信用のlabel あるので、それで送り返してくれれば、no
charge というのです。送り返さなかったら、replacement 分を charge する、ということでした。今の Kindle に入っている本は、どうなるか、と言ったら、それは、wi-fi 接続で、全部新しい Kindle に移せるから、大丈夫、ということでした。そして、この電話の後で、すぐ同じ趣旨のメールを送るからそれで、確認してくれ、というので、ちょっと分からないこともありましたが、そんならいいか、と bye bye しました。待つこと5,6分でちゃんとメールが来ました。そして、メールの最後に今回の service について星の数で答えるようになっていたので、全部に五つ星、excellent をつけて返信しました。付け加えの欄があったので、excellent service に感激した。今回のこのような excellent customer service について、my blog で日本中に知らせると書きました。そして、日本で Kindle が available になったときには、日本人みんなが Kindle を欲しいと思うようにさせたい、と書き加えました。
 最初にメールを出してから、話が片付くのに、一時間もかかっていません。すごい!
 ということで、その約束を果たすために、このブログを再開したのです。
 後で、このブログを送って、日本語の分かる人に訳してもらうように、書き加えようと思っています。