最初に、Batting Center Oldest Regular、次いで、CM cut Expert、更に、DVD/BD Label Designer について説明し、映像資産家に入ったところでした。ここで、問題が起きました。映像資産について、2回書いたところで、最後に5月23日に書いたあと、続きを書いていてそこに書こうと思った DVD が、貸し出し中で手元にないことに気がついたのです。ないままに書こうか、と努力してみたのですが、やはり、思うように書けません。仕方ないので、続きは、DVD が戻った時に、再開するとして、先に、英語養殖業の方について紹介させていただきます。
私の名詞の「肩書き」の中で、おそらく、この「英語養殖業」が、何をすることか、もっとも分かりにくいでしょう。
実は、今年の1月5日から、数回にわたって、私の別のブログ「英語学習もろもろ」で、「養殖英語」について、初めて書いています。
http://76871734.at.webry.info/201101/article_1.html
こちらのブログでは、そこに書いたのとは、ちがうアプローチで書いて行きます。そちらの方も参考にしてください。重複する部分もあると思います。
「養殖」というと、直ぐ思い浮かぶのはなんですか。「養殖真珠」「養殖うなぎ」どちらを、思い浮かべましたか。ほかに、養殖する食用魚類としてな、ハマチ、ブリ、マス、鮎などがあり、牡蠣も shellfish ですから、魚類の一種でしょうか。ここでは、従来の養殖について書くのが目的ではないので、このことについては、下記 Wiki を参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/養殖業
養殖されるものに対して、本来自然界にあるものは、「天然もの」と言われます。天然真珠、天然うなぎ、天然鮎。
英語では、natural を使って、natural pearl, natural eel, natural ayu と言います。
こういうものは、養殖ものより、珍重され、値段も高いですね。
ブリなど、天然ものは、養殖ものより、倍以上の値段ですが、実際食べてみると、養殖ものの方が脂がのっていて美味しいことがあります。
長良河畔の有名旅館のおかみが、怒って私に話したことがあります。そこは、なにしろ「鵜匠の宿」として有名なのです。「うちは、天然ものしか使わないと、東京などから来たお客さんが、小さいやせた鮎を食べさせた、と言って文句を言う人がいる。養殖ものしか食べたことのない人は困ったもんだ。」
皆さんは、日頃、鮎やブリは、養殖ものを食べていますか、天然ものですか。牡蠣はどうですか。あなたのもっている真珠の装身具は、養殖真珠を使ってますか、天然真珠ですか。
普通の庶民は、養殖もので、結構満足しているのではないでしょうか。私なんぞは、養殖ブリの照り焼きのほうが、天然ぶりの照り焼きより脂がのっていて好きですね。鮎はもともとそんなに好きでないので、どちらでもいいですが、それなら安いほうがいいですね。真珠は、私の誕生石ですので、カフスボタン cuff links は、真珠ですが、養殖ものです。
英語というと、native speaker が尊重されています。英語のALT は、native speaker しか採用されません。
英語国で、生まれながらに英語で育った人の話す英語は、言ってみれば「天然英語」です。
だから、native speaker の話す英語が、「天然英語」だということができます。
うなぎや真珠や牡蠣などは、養殖もので、満足している庶民が、こと英語となると、「天然もの」にこだわりますね。
一口に「天然英語」といっても、産地はさまざまです。原産地のイギリス英語、英連邦 British Commonwealth を構成する、Canada, Austoralia, New Zeland など、India, South Africa, Bangladesh もそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Commonwealth_of_Nations
昔々、昭和38年ごろ、名古屋のアメリカ文化センターの英会話教室へ、2,3回行ったときの講師は Indian でした。
私の学生が、Bangladesh からの留学生と結婚しましたが、その留学生、岐阜に居ついて、英会話塾を始めました。いちおう「天然英語」です。岐阜のフィリッピン協会の会長は、日本人と結婚していたフィリッピン女性でしたが、英会話学校を経営していました。Philippines は、英連邦ではなく、国語も英語ではないですが、学校教育も英語で行われ、その英語は、「天然英語」とみなされています。
というわけで、日本では、英語は「天然もの」であれば、産地を問わず、高く売れます。
それに対して、変な天然英語より、日本で養殖した英語の方がよっぽどいいですよ、と英語の養殖をしようというのが、「英語養殖業」です。
どういうことをするのか、まあ、当たり前のことをするのですが、次回から、紹介します。
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