2011年6月18日土曜日

私の英語養殖法。

今回は、私の英語養殖法の紹介です。魚類の養殖に喩えて紹介します。

英語に、限らずことばは、めちゃくちゃ単語を並べるのでなく、どの言語にも、並べ方の決まりがあります。
そこで、英語を養殖する場合も、まず、でたらめに泳ぐのでなく、一定の規則にしたがって泳ぐように、訓練します。
天延英語の場合は、いわば野放しの状態で泳ぎながら、それでも自然に覚えますが、結構時間がかかります。
全部の規則を覚えるのには、生まれてから、数年かかります。
そんな時間をかけて養殖していては、採算が合いません。
そこで、天然英語の場合に、試行錯誤しながら、時間をかけて覚える規則を、最適順序(と、私が考えるもの)で、集中的に習得させます。その習得の仕方は、ことばで規則を説明するのでなく、規則に従った文を作りながら、規則を意識せずに、規則にしたがって泳ぎながら習得します。
一日にどれだけ時間をかけるか、ですが、一日30分以上、毎日泳げば、三ヶ月で、必要な規則は、全部習得できるようになっています。個体によって違いはありますが、通常は、一年もあれば十分でしょう。養殖でも、育ちのいいのと、悪いのに分かれのは、いたし方のないことです。

養殖は、きれいな水で行わなければなりません。天然英語には、えてして、濁った水のような音のものがあります。Californian English のように、語尾がはっきりしない尻切れトンボのような英語があります。
養殖英語は、きれいな済んだ音で泳ぐようにします。節々まできちんと聞こえるような泳ぎをさせます。天然英語のもでるとしては、アメリカ中西部の英語です。(このことについては、「英語学習もろもろ」のブログで、もっと詳しく書いています。)下のサイトの前後を参照してください。
http://76871734.at.webry.info/201101/article_3.html
養殖する場所は、日本ですので、水は日本の水を使います。日本の文化・社会・風習に染まった水を使います。
従って、養殖英語で話すことは、先ずは、日本において住んでいる環境で経験することです。そういうことを話させるために、エサとして、各個体に、その生活に関する質問を与えます。具体的に言えば、個体自身に関すること、その家族に関すること、学校生活に関すること、住んでいる町に関することです。
それが、少し出来るようになったら、平行して、天然英語の人との共通の水である、科学的知識、世界の歴史・地理などが養分となっている水槽を泳がせます。将来、他の国の天然英語の人たちと対等に話しができるようにするためです。
ある程度、自分のことが話せる段階になったら、smart phone を持って泳がせます。そして、閑さえあれば、twitter させます。その際、親指 texting で、話すスピードで touch typing できるようにします。次の段階では、blog を作らせます。他のメンバーの blog を読んで、comment を書き込むことを強制します。そうしないと、comment しないものが多いからです。Comment は、一種の栄養剤で、これで、よく太ることができます。
養殖側で、英語で twitter して、それを follow させます。その twitter は、養殖魚の英語レヴェルにあわせたものを数種用意しておき、follow するものを指定します。Follow した twitter には、RT するよう奨励します。
個体の英語力を見極めて、天然英語者 の twitter 指定して、follow させます。RT もさせます。
まあ、まだ実際にやってないこともありますが、このようにして、養殖したら、小学校の4年生から6年生までの、三年間で、現在の中学三年レベルよりはるかにまさる、下手な高校三年生や、大学生より、英語の泳ぎが上手になりませんか。
どこかの、市町村でやってみたら。

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