前回は、Carina hardtop MyRoad までの、My Driving Life でした。前回書き漏らしたことがあります。この Carina の頃は、卒業研究の学生が毎年 15人以上いて、半数以上が男子学生で、全員が車を持っていました。これらの学生たちと車を連ねて、東京の早稲田大学の学会に東名高速で出かけたり、鈴蘭高原で合宿したり、小川邦彦さんがいた山梨大学の学生とのソフトボールに試合に行ったり、年に数回も長距離ドライブをしていました。今考えると、よく一度も事故を起こさなかったものと、感心しています。今決まり文句で、「車を連ねて」と書きましたが、事故を起こさないコツはですね、車を連ねないことです。目的地の途中に、距離によりますが、休憩場所を設定し、後は、勝手に my pace でばらばらに行かせることでした。私が、いつも、先頭で、さっさと行ってしまいますが、学生たちは、私を追いかけることは諦めて、ゆっくり運転していたので、事故を起こさなかったのでしょう。
この Carina に飽きた頃、TOYOTA から、国産初の市販 sports car として、engine 中置の midship car、two seaters の MR/2 が発売されました。ただ、convetible ではなかったです。乗り心地、というか、運転感覚は、4 seaters とは、まったく違ってましたし、地面に張り付くような感じが、なんとも気持ちよかったですね。後部座席がないというのは、初めての経験でしたが、慣れると逆に後部座席のあるのが、不自然に感じますね。
MR/2 では、一回東名高速で、unmarked partrol car に speed violation でつかまったことがあります。
MR/2 、五年くらい乗ったころ、日産から Silvia の新型が発表されました。先代 Silvia は、カチッとして、sports car type の来るまで、前から一度乗ってみたいと思っていました。しかし、新型は、大きくなって、優雅な style でしたが、sports car のイメージからは、遠ざかっていました。ただ、その CM が、私の大好きだった「青い影」 A White Shade of Pale をバックにあまりに素敵だったので、ついふらふらと買い換えてしまいました。買ってから、MR/2 との、あまりの運転感覚の違いに、戸惑いましたね。まあ、そのうちに慣れるかと我慢してました。
Silvia に一年ちょっと乗ったころの夏、国際交流の仕事で、University of Alaska, Fairbanks へ行くことがありました。1989年の夏休み期間中でした。
UAF の国際交流委員長だった、Bill Parrett の家に滞在していましたが、彼の友人の名前は忘れましたが、Fairbanks 市の教育長をしている人が、ある時、素敵な sports car で乗り付けてきました。Two seaters の converible です。それまで、日本になかったような車です。
これどういう車って、訊いたら、日本車だというのです。Mazda の車で、Miyata (ya のところに悪戦をつけて言います)というのです。後から分かったのですが、Miyata というのは、当時のアメリカマツダの社長の苗字でした。マツダは、外国モデルには、車名に社長の名前をつけますね。普通のマツダ車は、だから、Mazda です。
何でも、アメリカマツダの若い designer によるということでした。彼の父親は GM の有名な car designer だったそうです。日本に先行してアメリカで、その年の五月に発売されてたのを、その教育長が早速買ったのでした。
惚れましたね。一目惚れでした。日本へ帰って早速行きつけの garage に頼んだら、日本の発売は、9月の予定だけど、予約が殺到して半年待ちということ。仕方ないので、とにかく予約をしたところ、3ヶ月も経たなかったと思いますが、AT なら、早く入るというので、sports car で AT とは、と思いましたが、AT 車は、California で乗っていて便利なことは知ってました。とにかく早く乗りたい一心でしたので、それで結構ですと、買う事にしました。
日本では、車名は、Eunos Roadster でした。カタカナでは「ロードスター」と書くので、いかにも道路のスターのように響くので、Roadstar あるいは、Road Star と間違える人が多くいます。
Roadster というのは、「無蓋の幌馬車」が語源で、road + ster です。Road (道)を行くものという意味です。若者のことを youngster というのと同じ意味です。固有名詞でなく、一般名詞です。
一方、ユーノス(Eunos)の語源ですが、Wiki によれば、
the ancient Greek "eu" meaning "good" and "nos", an abbreviation of "numbers" in English.
この場合、numbers は、選び出されたもの、というような意味で、そうなると、Eunos は、神から選ばれしもの、という意味でしょうか。持つ身としては、いいほうに解釈します。
それまで、two seaters convertible の sports car は、市場になく、他の car maker は、冷ややかに眺めていたようですが、発売と同時に爆発的に売れ、半年以上の ックオーダーをバックオーダーを抱えるほどの人気を博し抱えるほどの人気を博したそうです。そのあたりの事情は、Wiki に詳しく紹介されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロードスター
私は、まだ珍しい頃に買ったので、特に地方では珍しく、どこへ行っても一目を惹きました。
私の名詞で、sports car driver と名乗ってはいますが、sports car とは、convertible two seaters が基本なので、私が sports car driver になったのは、Eunos Roadster に乗り始めてから、ということになります。
この後の sports car や、sports car 一般については、後一回、次回に書きます。
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