2011年6月25日土曜日

私の名詞 Sports car driver の巻

Sports car driver というと、いかにも racer のような感じがしますね。そして、いつも high speed でぶっとばすという感じもあります。
私の場合は、そういう意味ではなくて、私の昭和41年(1966年)以来の、driving life において、短い例外期間を除いて、sports car あるいは、sports car type の車を運転していたので、そう呼ぶのも悪くないな、と思って名詞に載せています。
いまひとつ理由があります。NHK の TV ドラマにもなった白洲次郎氏は、英国紳士風の dandy boy で有名でしたが、その dandy 振りを象徴するのに、当時として珍しい sports car を乗り回し、それを 60歳過ぎまで乗っていた、ことがあげられています。
そうなら、70歳を過ぎてなお、sports car に乗っている私の方が上手だから、sports car driver と名乗ってもいいな、と勝手に思っているわけです。
多くの人が誤解していますが、sports car というのは、何も高速でぶっ飛ばすためのものではないですよ。車の免許を取るために driver's school へ通っていた時、学科の講習で、ある講師が、こんなことを言ったのが、印象的で、今でもよく覚えています。
その講師曰く、
皆さん、これから免許を取って車を運転するでしょうが、私が理想としている運転の仕方があります。ある時白髪の紳士が sports car に運転しているのに出会いましたが、白髪をなびかせて、ゆっくりと優雅に運転していました。車の運転は、速いだけが芸でない。車の運転は、本来紳士のたしなみだから、そういう風な運転を心がけてください。
とまあ、こんな風な話だったと思います。
その頃、私は、白髪なぞ一本もなく黒々した毛が多すぎるくらいでしたが、そうか白髪の方が格好いいな、と思ったものでした。
それから、何年かたち、人より早く、白髪になりました。
これ余談ですが、大阪で、港の方へ行くバスに乗っていた時のことです。その時は紺のブレザーを来て、紺のマリーンの帽子をかぶっていました。
帽子のしたから、白髪が波打ってでていましたね。バスは空いていました。そうしたら、近くの乗客が、あなたは外国航路の船長さんですか、と訊いてきました。まあ、そういうことです。
そこで、私は運転する時は、いつも紺のマリーンの帽子をかぶっているのですが、top down で走ると speed を出しすぎると帽子が飛んでしまします。だから、speed は控えめに 100km/h 以上は出さないようにしています。top up の時は、そうでもないですが。
それに、sports car は、車体が低く、要するに地面を這うように走ります。そうすると、車高の高い車より、speed 感があります。だから、それほどspeed を出さなくても、speed 満足感があるのです。昔自動車関係の雑誌で読んだことですが、car racer は、公道を走る時は、絶対 speed violation はしないそうです。
sports car driver には、そういう safety driver という意味も含まれているのです。ちなみに私は、このところずーと golden license です。
ということで、次回は、では、どの様な sports car あるいは、sports type の車に今まで乗ってきたか、を紹介したいと思います。

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