今回は、私がどのような sports car あるいは、sports car type の車に乗ってきたか、私の driving life の話です。
皆さんには、どうでもいいことでしょうが、私の自分の記録のために、記録しておきたい、と思います。
私が運転免許を取ったのは、昭和41年(1966年)の9月です。その頃、日産サニーとトヨタかローラが発売され、日本のモータライゼィションが始まった時代です。
そこで、私が買ったのは、Sunny 1000 でした。これは sedan でした。この Sunny で、浜名湖一周、紀伊半島一周、四国一周、山陰一周と、いくつかの一周ドライブをしたものです。私が家庭教師教えた大学生と運転を交代しながらのドライブでした。
次に乗ったのが、今度は TOYOTA の 真っ白な Sprinter Coupe. 確か Sprinter には、Collora と同じ sedan type もあったと覚えていますが、こちらは、sports car type で、日本自動車史上もっとも glamorous な車と言われました。高速道路の drive-in などに止めていると、人が寄ってきましたね。
これに一年半ばかり乗った頃、文部省(当時)在外研究員として UCSD へ一年間行くことになり、Sprinter は、友人に譲りました。
アメリカでは、Ford の名車 Mustang に乗りたくて、新車は高くて手が出ないので、used car dealer をいくつか見て、一台手ごろなのも見つけて test drive しましたが、ちょっとぼろくさかったので、諦めて、結局 Ford の Falcon という何でもない車になってしまいました。
一年の滞米生活から帰って、行く前に乗っていた Sprinter Coupe が忘れられず、また、同じ車を今度は brown のものを買いました。これを3年以上乗っていたときに、生涯最初で最後の head-on accident を起こし(責任は相手と半々で、互いに弁償責任なし)、修理不能ということで、泣く泣く諦め、一日も車なしでおれない生活でしたから、行きつけの garage で直ぐ間に合った Collora 30 という sedan の中古車を買いました。これが、my driving life の唯一の汚点ですね。
これに乗っていた時だと、覚えていますが、半年間当時の西ドイツの Wuppertal というところの大学へ、UCSD 時代の office mate (研究室を share していた関係です)だった、Jurgen Meisel を頼って、visiting scholar として、行きました。彼は、Romance 語の専門で、フランス好みなので、Renault 1000 に乗ってました。それを、Citroën の新車に買い換えたところで、私が来ることが分かっていたので、Renault を私のためにとっておいてくれました。そして、私が帰る時には、彼の友人の絵描きが買ってくれるという約束で、その Renault を彼から譲ってもらいました。この Renault、わずか1000cc でしたが、地面に張り付いたように走り、高速道路では、140km/h まで平気でした。これを駆って、北はHamburg と Amsterdam、南は、Mediterranean Sea、東は、Wien、西は、Paris まで、Europe の中央部を高速道路で走り回りましたね。Paris へは、2回行きました。この時、Hamburg では、Staadtsoper、Wien も Staatsoper, Milano では、La Scala, Paris では、Palais Garnier(通称オペラ座のことです)で、オペラを見ましたが、そのことは、Armchair theater goer の時に詳しく書く予定です。
このドイツ滞在中、横断歩道を渡ろうと信号で待っていたら、、若い女性がふたり、BMV の two seaters の sports car で、top down で通りかかりました。映画のシーンのような感じでしたね。美人でしたしね。それが、私が sports car に見せられて、いつかは、ああいう sports car に乗ってやろうと、決心した瞬間でした。
そこで、ドイツから帰って、また、Collora 30 をしぶしぶく乗っていたある時、家からはかなり遠いところで、信号で停車したら、その傍に TOYOTA dealer があって、その show window に発売されたばかりの Carina hardtop My Road が陳列されているのが目に留まりました。カッコいいな、と思わず dealer の駐車場へ入って行ってしまいました。こちらがその気になっていると、car salesperson には、鴨ですね。私の住所を聞きだして、翌日支店長と担当者が、私の家まで来て、結局惚れた車、買う事になりました。
Hardtop というのは、普通の sports car の softtop を、常時 top up いしている状態ということで、sports car の一種とみなすことができます。Carina hardtop My Road は、four seaters でしたが、あえて言えば、これが、私の sports car の乗り始めということが出来ましょう。
そして、この後の車から、私の本格的な sports car 時代が来ますが、それについては、次回に。
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