前回、alt sax で、カラオケで演歌を吹いている、と書きましたが、演歌だけを吹いているわけではありません。
そもそも、私が alt sax を吹こうと思ったのは、Gerogia on my mind を演奏したかったからです。最初に吹けるようになったのは、この曲でした。次に吹きたかったのは、The Way We Were (追憶)、Barbara Steisand と Robert Redford 主演の映画の主題曲です。あの映画のRobert Redford は、本当に素敵でしたね。この曲を吹くと、あの映画のいくつかのシーンが浮かんできます。
その他、Harbor Lights, A WHITE SHADE OF PALE (青い影)、Imagine, Yesterdaya Once More が間違えずに吹けるれパートりーですね。
演歌以外の日本の曲では、「5番街のマリー」「なだそうそう」「知りたくないの」をよく吹いています。
クラシック曲も吹きます。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」はお得意です。それにヘンデルのオペラ「リナルド」のアリア「私を泣かせてください」、プッチーニの「西部の娘」の Johnson のアリア Ch'ella mi creda libro e lontano は、自分で歌うのも好きですが、風呂の中でないと声が出ないけど、sax ですとちゃんと音が出るので気分がいいですね。やはり、プッチーニの Gianni Schicchi からの有名なソプラノのアリア O mio babbino caro (私のお父さん)は、自分で歌うのは無理でも sax なら吹けます。
こういう曲をいつ吹くか、ですが、夕飯のあとに腹ごなしに吹くことが多いですね。幸い田舎で、すぐ傍に家がないので、夜吹いていても、近所迷惑にならないのです。
Sax を吹くというと、肺活量が大きくなければ、と思っている人がおおいでしょうが、吹奏楽器で大事なのは、一旦吸った息を、いかにゆっくり吐いて楽器を鳴らすか、が問題です。そのためには、複式呼吸が大事です。健康のためにもなります。また、指を全部使わなければなりませんから、指の先まで血液が回りますので、これも健康にいいですね。
今まで人前で演奏したのは、甥と姪の結婚式、大学のクラス会、高校のクラス会、母が入居していた施設のクリスマス会(これは、母の生前から約束していたものを、母の死後約束を果たしたものです)。そのくらいですね。いずれも、出演料なしです。もっとも遠慮なく悪口をいう高校の同級生たちが、一番感心して、これくらい吹ければ、施設などの慰問に言っても恥ずかしくないぞ、と言いました。もっとも、金はとれんな、と悪口を付け加えるのをわすれませんでしたが。
人前で演奏する時には、自分でカラオケを用意しなければなりません。
演歌の場合、正式には3コーラスありますが、テレビなどの場合は、歌手は2コーラスしか、歌いません。
カラオケは、3コーラスあります。皆さんもカラオケで歌うときは3コーラス歌うでしょう。
歌う時は、歌詞がありますから、3コーラスまであってもいいですが、sax の場合は、同じ旋律を3回も吹くと退屈します。
そこで、音声処理ソフトに SoundForge で、2コーラスに編集し、演奏する予定の曲だけを、CD に焼いて持って行きます。CD の代りに、SD card に wav file で copy して、Roland の IC recorder で再生することもありました。こういうことにも、 PC が活躍します。
余分にアンコール用も用意しておくのですが、今までは、出番はなかったですね。
何も楽器を play しない人、どうですか、何か始めたら。人生豊かになりますよ。カラオケで歌うより、楽しいですよ。
ということで、私の名詞 Alt sax player of Enka の巻、終わります。
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