今日は、DVD/BD label designer の私の紹介です。
下の画像は、私の名刺の裏です。
こういうの見せると、更には、実物を見せると、どうやって、こんなにきれいに label 作れるの?って、よく訊かれます。
そこで、今日は、その秘技?を紹介します。
先ずは、道具の紹介です。
表紙のラベルを作るには、JustSystem の LabelMighty を使ってます。これは、Ver. 3.0 から使い始め、今のは、Ver. 10.0 ですが、あまり変わってませんね。
Disk の design には、後からも紹介しますが、Disk Label の印刷に使っている、アメリカの Microboards 社の PrintFactory についてきたSomething CD Labeler です。
Printer は、表紙の方は、Epson の一万円くらいの安物。PrintFactory は、50枚以上でも連続印刷のできるもので、50万円したものです。これは、CD-ROM 学習材を制作・販売するために買ったものです。
更に、Graphic editing software として、Photopaint ver. 9 を、そのまま version up せずに、もう10年以上使っています。
その Photopaint に付いている、Corel capture という、画像切り取りソフトは、実に重宝です。どう使うかは後で紹介します。
更に、これも10年以上前、computer の CD drive がまだ日本では発売されていない時に、妙な話ですが、アメリカから取り寄せた
Mitsumi の drive についてきた、Gazo という、名前のごとく、画像編集ソフト、これは実に多機能で手放せません。妙な話というのは、この二つがローマ字名から分かるように、日本の会社の製品なのに、日本では発売されず、アメリカでしか手に杯らなかったということです、manual も英語のみ。Gazo の direction も英語です。
これに加えて、テレビ画面から、画像を capture するのに、SONY の digital video camera を使います。
表紙の印刷には、SANWA SUPPLY の光沢スリムケースカードで、一冊10枚入りで、一枚で二枚 label が作れます。定価は、一冊1000 円ですが、Amazon.co.jp では、だんだん安くなって最近では、610円です。ということは、Disk 一枚 30円になります。安物のDVD より、紙の label の方が高いですね。
表紙のlabel制作・印刷と disk の label 制作・印刷とは、別々の computer を使っています。後者には、英語の Windows XP なので、日本語は使えません。
こうして、道具を並べてみると、かなり大掛かりですね。プロという感じでしょう。
では、実際どうやって、作っているか、紹介します。
まず、大きく分けて、二種類の方法があります。
どういうことか、というと。
私が録画するものには、オペラ、バレー、ミュージカル、演劇などの舞台芸術がおおくあります。また、映画や TV drama も気に入ったものや、古典的なものを録画します。
そういうものは、演劇を除いて、DVD で市販されていることが多いです。そこで、Amazon.com や Amazon.co.jp で DVD/RD で出ているかどうか調べます。出ていれば、下のように市販品のラベルが出ています。大抵は、クリックすると、もっと大きな画像になります。それを右クリックすれば、画像を clipboard にcopy できます。
ここで、Photopaint を立ち上げて、clipboard に copy されている画像を paste します。余分の余白が付いてくることがありますので、それはカットし、この画像に file 名をつけて、bmp format で、指定した folder に保存します。
残念ながらこの四月の番組変更でなくなってしまいましたが、NHK の BS 2 では、毎週金曜日の深夜に Midnight Theater で、話題の演劇の舞台の録画を放送していました。こういうものは、DVD にはなっていないですが、google で検索すると、上演当時のポスターの画像を見つけることが、出来ます。それを、やはり、copy & paste で、Photopaint で file に出来ます。
こうして、label にする画像の file ができたら、いよいよ LabelMighty を使って、先ず、表紙の label を作ります。
市販の DVD/RD の表紙の label は、殆ど縦長です。特に Amazon.com に出ているのは、全部縦長です。
LabelMighty で作る表紙は、正方形です。上記の演劇などのポスターも縦長が基本です。
だから、上記で作った file の画像を、LabelMighty のデザイン画面に呼び込むと、下の一番左のように、両側が白紙で残ってしまいます。
それでは、みっともないので、背景を付けます。背景には、色、パターン、テクスチャー、グラデーションなどがあります。
それらの中から、label の画像に雰囲気や色合いの合うものを選ん出、貼り付けます。そうすると、上の画面の二番目になります。
これでも、殺風景なので、枠を付けます。下記のようにいろいろなものがあります。どの枠にするか、結構悩みますよ。実際にあれこれ当てはめてみて、決めます。これで一応完成です。上の画像の一番右です。
結構面倒くさいでしょう。既成の label がない場合は、もっと手間ひまかかりますよ。それは、次回にします。最後に、この方法の自信作をいくつか載せておきます。
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