今日のトピックは、CM cut とは、直接関係はありません。だから、「余聞」。
DVD や BD (Blu-ray) recorder に録画する場合、録画モードを選ばねばなりません。DVD recorder の場合は、default は、XP mode、BD recorder の場合は、DR mode になっています。何も知らずに、これらの mode で録画している人も結構いるようです。
それはそれでかまいませんが、問題は、HD から、DVD や RD に copy (move) する場合に、効率の違いが出て来ます。
DVD も RD recorder にも、高速 dubbing 機能があります。2時間の番組でも、高速 dubbing なら、15分くらいですみます。
高速でないと、2時間の番組の dubbing には、2時間かかります。dubbing 中は、他の事は何もできません。
これは、不便ですよ。
Video disk というと、DVD が、大変普及し、video rental shop で借りるのも殆どが DVD です。ぼつぼつ RD もふえていますが。
しかし、電気店へ行って、DVD recorder を買おうと思っても、先ずはないでしょう。みんな RD recorder です。RD recorder でも、いわゆる上位互換で、DVD での録画、再生は出来ます。
問題は、RD recorder では、DVD には、高速 dubbing はできないことです。BD にしか、高速 dubbing はできません。BD recorder だから、当たり前といえば当たり前です。
DVD は、初期は一枚900円しました。今では、もっとも信頼性の高いと評判の、太陽誘電のものでも、50枚 spindle なら、一枚あたり30円です。一方、BD は、SONY や Panasonic ですと、まだ、一枚200円から時に300円します。30インチくらいのTV screen で見るなら、殆ど画質に違いに気がつきません。
だから、BD recorder を買っても、disk dubbing には、DVD を使っている人が、まだ、多いです。私も、最近は、BD も使いますが、昨年末までは、BD recorder を二台もっていながら、もっぱら DVD に dubbing していました。その前は、DVD recorder で、DVD に高速 dubbing するのになれていたので、大変不便な思いをしながらも、disk の値段が10倍も違っては、二の足を踏んでいたわけです。最近、TDK の50枚 spindle が、一枚当たり、100円以下になったので、番組によって、RD を使っています。
そこで、HD で CM cut をしてから、disk に copy する時のコツを紹介します。
先ずは、RD recorder で、DVD に copy する場合です。DVD には、一回限り録画の DVD-R と、rewrite できる DVD-RW がありますが、最近は、DVD-R が主流なので、それに限ります。
一枚の DVD-R には、XP mode で 1時間、XSP mode で 1時間半、SP mode で 2時間、LSP mode で 2時間半、LP mode で 3時間録画できます。それ以上では、Hi vision 画質にならないので、これが限度でしょう。出来れば、SP までとどめるのが望ましいでしょう。
BS の番組は、民放の場合は、殆ど 1時間(55分のものもある)で、CM cut をすると、実質45分前後になります。
NHK BS の場合は、特集は原則1時間半、4月からの新編成では、1時間番組が増えました。以前は、2時間、あるいは、1時間50分でしたが、だんだんみじかくなりましたね。
NHK、民放ともに、30分番組もいろいろあります。民放の場合は、CM cut 後は、25分以内になります。
NHK には、15分番組もあります。
DVD recorder で、DVD に dubbing する場合は、HD に録画した mode で dubbing すると高速 dubbing できますが、
BD recorder で DVD に dubbing する場合は、番組の時間だけ dubbing 時間がかかります。
1時間番組を XP mode で録画しておいた場合、DVD 一枚には、1番組しかdubbing できません。
1時間番組を SP mode で録画しておいた場合、DVD 一枚には、2番組dubbingできます。
ここでコツです。
民放の 1時間番組をSP mode で録画しておいても、実質は45分です。DVD 一枚に2番組dubbingできますが、両方で 1時間半ですから、30分余ってしまいます。
それより、XSP mode で録画して DVD 一枚に2番組 dubbing したほうが、画質がよくなります。
私は、民放の 1時間番組は、すべて XSP mode で録画して、2番組を一枚の DVD に dubbing します。
2番組が都合がいいのは、後ほど紹介しますが、ラベルの design に都合がいいからです。
ここで、もうひとつのコツです。
CM cut の後の1時間番組は、45分を超えて、47分を少し超えるくらいになる場合もあります。
この場合、XSP mode で録画してある2番組をDVD に dubbing しようとすると、容量が足らないので、SP mode で dubbing する、というメッセージが出ます。経験したことありませんか。
この際に、こういうことは、取り扱い説明書には書いてありませんが、ひとつずつ dubbing すると、どちらも XSP mode で dubbing できます。ただし、最初の dubbing の時に、finalize をせずに dubbing する必要があります。経験のある人には分かるでしょう。そうしても、2番目の番組はやはり SP しか無理な場合があります。その際は、改めて A-B 消去で、不要と思う部分を一秒くらい cut すると、上手く行きますが、面倒ならば、すくなくとも1番組は、XSP で dubbing できたわけで、2番組とも SP よりは、いいでしょう。
このコツは、こんな場合にも使えます。クラシックの音楽番組や、映画などは、半端な長さの場合が結構あります。2時間ぴったりで終わる映画は、めったにありません。2時間5分という場合もあります。そういう場合、SP mode で録画しておいて、dubbing しようとすると、LSP mode になります。SP と LSP では、気にすると、気分的にも画質の差があります。これくらいの超過の場合は、タイトル分割で、映画のキリのよいところで二つに分割して、別々に dubbing すると、SP で dubbing できます。
まだまだ、コツはあります。特に、これからは、BD recorder で BD に dubbing する人も増えてくるでしょう。それは、また、今度にします。
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